Make:

2015.09.06

ゴジラのその後とMaker Faire Tokyo 2015

気が付いたら夏も過ぎようとしています(^^;

「尻尾推進ゴジラ改」は、その後尻尾を黒く塗装され完パケとなり、7月12日の追浜ミーティングで進水後、8月1、2日の二日間MakerFaireTokyo2015(以下MFT)で展示をこなしてきました。

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取り急ぎ、屋上特設プールでのデモの様子をどうぞ!水中での尻尾の動きが良く分かりますぞ。
ちなみに「日本水中ロボネット」としての出展なので、ゴジラ以外も走っています。ゴジラはヒレ推進のデモといった位置づけかな~(Twitterで中の人から「プール用意するからぜひ参加を!」と誘われたのでした)。
なお、手伝いに来たAMMのtaka袋さんがネタで持ってきた「泳ぐたい焼き」が何故か大人気で、写真をバンバン撮られてました。分からんもんですな~ww

ゴジラは二日間ともノートラブルで完走!本体より先に送信機のバッテリーが空になる省エネぶりでした。

以下はMFTでの展示状況。

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展示の島としてはロボット系の中です。場所がかなり端の方(壁サークル?)だったため、ビッグサイトの屋上展示場に設置されたプールまで距離があったのが残念なところ。
興味を持ってくれたお客さんに、その場でデモを見せたかったなぁ。

※そもそも両日ともすごく暑くて、屋上展示場はメントスコーラや水ヘボコンなどのイベント時以外は閑散としてたし、、、こっちもそれに合わせてデモしに行ったりと姑息な(^^;

個人的には、賑やかしに持って行った過去に作った水中モーター工作物が受けていたのも嬉しかったり。

それにしても相変わらずMake:は面白い! MTM(Make:TokyoMeeting)時代に3回出展して、MFTになってからは初めてでしたが、タイミングが合えばまた参加したいものです。

追記:冒頭の写真は7月12日の追浜ミーティングですが、この時なぜか舵が効きにくくなっていました。
元々効きがよい方ではなかったのでそんなものかと思っていたのですが、翌週の水ものオフ後に調べたところ、プラネジで作った舵鞘が折れていて、左右に傾くだけで舵としては使えなくなっていることに気づきました。
急遽分解して交換、さらにプラのフレームで舵のガードを作って取り付けています。
メンテは先入観を持たずにしないとだめですね~。

折れた舵鞘(M5プラボルト)

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2013.04.20

今ごろ公開。2007年のゼロ戦ビデオ

以前、サンフランシスコ郊外で行われた「Maker Faire」に行ったという記事を書きましたが(2007年に会社ブログに書いた記事が消えてしまったため、2010年に再現して掲載 )、実はその翌日にロサンゼルス郊外のチノにある「プレーンズ・オブ・フェーム航空博物館」で行われた航空ショーにも足を運んでいたのです。

記事中で「2時間しかいられなかった」と書いたのもサンフランシスコ→チノ(約660km)の移動のため。仕事としては航空ショー取材がメインだったので、Make:を短時間で諦めたのでした。
その時記録用に撮影していたビデオから、今回トートツに思い立ってゼロ戦を中心に編集したのが掲載した動画です。

きっかけは「所沢にゼロ戦が来ているので見に行く!」という某オフ会の盛り上がり。
さらにニュース映像(朝日新聞デジタル)を見て、ひょっとしたら2007年に見たのと同じかもと思って古いDVテープを引っ張り出してきたのです。
コクピットに座ってる人がどうやら同じらしい。動画だと冒頭のアイドリング時に写ってますな。

※新聞記事にも「米カリフォルニア州のプレーンズ・オブ・フェーム航空博物館から借り受けた」ってしっかり書いてあるのに(^^;

タイトルもテロップもなく、音は現地の英語のアナウンスと爆音だけというテキトー編集なのに10分もありますが、良かったらご覧下さい。
動画の続き(セイバーやらMig15やらP-38やらB-25やら…全部飛んでます)は根性があったらね、、、。

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2011.12.08

MTM07出展記

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大岡山の東京工業大学で行われた「Make:TokyoMeeting07(MTM07)」
3,4日と二日間無事に完走して帰ってきました。ただほとんど立ちっぱなし、喋りっぱなしなので、最後はさすがに声が枯れました(^^;

来場者には波がありましたが、両日とも2時~4時の間は人が切れずにごった返していました。ほとんど宣伝していないのに、MTMのこの集客力はどこから来るんでしょうね。

私の所は「ヤンセンだ~」と注目してきてくれる人の他、ちら見の人にも積極的に手回し発電機を渡してウッドビーストを動かしてもらったのが功を奏したのか、おおむね好評でした。
ハンドル回してビーストが動き始めると、ほとんどの人が「うおぉ!」と叫ぶんですよね。裏返して脚の動きを見せるとみんな(老若男女、外国人含む)ニコニコしながら「気持ち悪~い」と言いつつガン見。こうした反応もまた楽しいものでした。

中には初日に続いて二日目も来て「昨日帰ってから自分でも作ったけどここが分らない」と質問されたり、改めて写真を撮っていく人もいて、ビックリするやら嬉しいやら。

オマケの「ウルトラハンド」も年配者(同年代)に大受け。過去を知らない子ども達も、触らせると夢中になって遊んでたので、任天堂も復刻すればけっこう売れるんじゃないの?と思えたもんでした。

解説図は90枚+PDFのメール送信1件
チラシは約200枚を配布。

ただ今回はヤンセン氏の人気にもかなり助けられた感じでした(^^;
元ネタがあると知ってる人は入りやすい。

知らないものを一目で認知してもらうのは工夫が必要ですね~。動いて光って、さらに押し売り的にでも触らせないと。

しかしこういう現物を介した「ライブ」は面白いです。
若い頃映像制作をしていましたが、発表の場が「上映会」しかなくて、なかなか細かな交流はできませんでしたから。

大変だけど面白い。
またネタが揃ったら出展しよっと。

そんなわけで、写真はほとんど撮っていません。
どなたか写真ください(^^;

チラシと解説図
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3枚しか配らなかった名刺
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会場で撮ったピンホール写真
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3日の開場前と4日朝の富士山
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撤収中
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2011.11.23

【MTM07】机の配置決定

Make: Tokyo Meeting 07(MTM07)まであとわずかとなってきました。
私の展示物は昔作ったものなので、その他のチラシやポップ等々、細かな準備を着々と進めています。

オマケネタとして超広角ピンホールカメラ(ポラ式)も持って行く予定。気が向いたときに会場風景を撮ってみたいと思います。

さて、ようやく会場での配置が決定したのでお知らせいたします。
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メイン会場の体育館の中です。「からくりP雑記帳」を赤で囲んでおきましたが、入ってすぐの「デイリーポータルZ」の島の角地。わりと広い通路に面したところで「今江科学」さんと「かんば」さんなどと並んでおります。

ご用とお急ぎでない方は、ぜひお出で下さいませ。

【Make: Tokyo Meeting07】
http://www.oreilly.co.jp/mtm/07/

【開催概要】
開催日時:12月3日(土)12:00~18:00、4日(日)10:00~17:00
会場:東京工業大学 大岡山キャンパス(東京都目黒区大岡山2-12-1)
交通:東急大井町線、目黒線「大岡山駅」徒歩1分
入場無料

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2011.11.04

ウルトラハンド(横井軍平氏に敬礼!)

ネタが溜まってきたので重い腰を上げて更新。

【近況】
※ギガテンボートはその後ブールで動画撮影したものの未編集。最近は中のメカを使ってプラモでRC船を作る方も出てきたようですね(^^)v
※1/500ヤマトのラジコン化もボチボチ進行中。先日は波動エンジン単独での走行テストを行いました。YDDさんほどギミックは入れられないので、走るのみになりそうです。
※ISSの撮影も続けていますよ~。
※そうそう、往年のおもちゃ「水流ジェットエンジン」を入手したり、コンパクトデジカメで8ミリフィルムのテレシネを試みた話もそのうちに…。

さて、今回のネタは「ウルトラハンド」です。

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再現工作です…材料はアガチスの角材とプラ板とネジなど金物少々。

オリジナルは任天堂が花札屋からゲームメーカーに脱皮するきっかけとなった大ヒット商品でプラスチック製。1966年発売、定価600円。
詳しくは以下のサイトをご覧下さいね。

宙太郎さんの「遊想雑貨・巻の17
一番詳しい(と思う)。
宙太郎さんには個人的に資料を送っていただいたりと、お世話になっています。

任天堂サイト「Wiiでウルトラハンド
下の方に現物の説明があります。

ウィキペディア「ウルトラハンド

ラーメン一杯60円の時代ですからね~。当時小学校1年の私は買ってもらえませんでした。テレビCM以外の記憶としては、友人の家でちょっと触った程度です。

では、どんな動作をするのか実際に見てみましょう。

●グリップを両手で持ち
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●縮めるとアームが伸びます
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●先端の吸盤で物を掴むと
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●掴んだまま手元に戻すことが可能です
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●ロックされたアームは、ひもを引っ張ることで解除されます
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Wiiのゲームではメカニカルなロック機構が再現されていないのが残念ですね~。
伸び縮みするパンタグラフ構造は容易に想像できるでしょうが、そのままでは遠くのもをを掴むことは出来ても、戻すとすぐに離してしまいます。

どうして掴んだだまま戻ってこられるのか?実はそこが長年疑問でして(現物に触った記憶はあっても、メカの理解なんて無理)、10年前に宙太郎さんが先の記事をアップされたとき、細部の写真を送っていただけないかとお願いしたのもその疑問のためでした。

ただまぁ、、、写真から解析するのもけっこう大変。
その時は最終段のアームの片方が折れ曲がること、ラチェットのロック機構があることだけを読み取り、テキトーな再現工作をして満足していました。

その時の工作はこんな感じ。「ウノレトラハンド」と呼んでましたw
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オリジナルではノコギリの刃のような形をした歯を持つギヤを使っていますが、「ウノレトラハンド」では普通の工作用平ギヤで同じようにロックされるよう工夫しています。もっとも塩ビ板の弾力でロックされるだけなので、解除は「板をめくる」だけというテキトーさ。

ひもを引っ張ることでロックが外れる構造は長いこと宿題になっていましたが、今回MTM07参加を決めてから急に思い立って新規に作り始め、試行錯誤の結果なんとか同様の動作をさせることができました。ヒモの固定位置がポイントでしたな。ラチェットのギヤはラジコン用の直径5センチほどの平ギヤを加工。

ちなみにこちらが宙太郎さん所有のオリジナル「ウルトラハンド」。
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ようするにレプリカではありません(^^;
お間違いなきよう。

材料費合計は1500円ほど。
なお単価的に一番高かったのはラジコンのギヤ(300円)。半分しか使ってないけど…
材料ではありませんが、新たに買ったノコギリが意外な出費だったりして。

いや~、当たり前ですがオリジナルは良くできてますわ。考案された横井軍平氏には最敬礼です。

※ついでに駄玩具の偽トラハンドにもロック機構を追加工作してみました。

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MTM07の展示は「ビースト工作」がメインなんですが、こちらもオマケとして持って行きますので、ひとつよろしく。

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2011.10.06

Make: Tokyo Meeting 07 に参加予定!?

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Make: Tokyo Meeting 07(MTM07)が12月3日(土)、4日(日)の二日間、東京工業大学 大岡山キャンパスにて開催されます。

今回は久しぶりに参加予定!昨晩応募フォームから申し込んでおきました。無事に受理されると良いなぁ。
MTM03に出たのが最後だったから、なんと2年半ぶり。今度は全くの個人参加です。
ネタはビースト工作3連発を予定。ストローの加工実演もしてみようかな。

なんとか休みを確保して頑張るぞ~。

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2010.11.22

MTM06 偏向レポート

Make:Tokyo Meeting(MTM06)の初日へ行ってきました。

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以前にも書きましたが、MTMってのはなにかというと「工作大好き人間のお祭り」です。「こんなものを作ったぞ!見て見て!」といった叫びが充満している、非常に居心地の良い空間です(^^)
もともとアメリカで行われているMakerFaireの日本版として始まったのですが、本家よりも電子工作系の出展が多いのが特徴かな。

仕事で行けなかった01を除き02~05まで参加or見学していますが、出展者側に回ると忙しくてろくに見られず、客だった04と05は体調不良でやっぱり駆け足見学だったりして、今回初めてゆっくりと時間をかけて見て回ることが出来ました。それでもメインの体育館とクラフト系の生協だけなんですけど(^^;

それでは個々の展示をサワリだけ紹介したいと思います。
ほとんど個人の覚え書きです。忘れないうちに…(^^;

知り合い3人が隣り合って並んでいた工作関連の島
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自作カメラを展示していた かんば さんと、ジャイロモノレールの今江さん、自作の糸紬機の やじ さんです。今江さんは01から皆勤賞!私もそろそろ復活したいなぁ。仕事の関係で土日続けて休み辛いのが痛いっす。なんとかした~い!ネタはあるぞ~。

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で、今江さんの作ったジャイロモノレール。フライホイールをぶん回して安定した軌道走行を実現。前回のジャイロカーよりビックリ度も向上!

屋外展示でひときわ人目を引いていた「ガスタービン動車」
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オーストラリア製(?)のターボシャフトエンジンを搭載して気動車を作っちゃったのだ。排気温度は300度とか。筒が付いているところがエンジンで、その先にあるブロックがトランスミッション。
私は幸い土曜13時のデモを見ることが出来ましたが、直後にメカトラブルで動かせなくなってしまったのが残念。「致命的な故障」と言ってましたが、今日は直ったのかな??
ちなみに走行中はジェット機のような音を出します。

屋外展示からもう一つ。次世代自転車を考える会の「トンボの自転車」
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ペダルはペラを回すのみなんですよね~。試乗させてもらいましたが、足でこぐ力がダイレクトにタイヤに伝わらないので不思議な感じ。風力でちゃんと進みます…。

生協でのクラフト系の展示から。あまりコメントできないけど(^^;
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メジャーは尺取り虫のように(電動で)前進するように加工されており…本来のメジャーとしては使えない模様。(巻尺カタツムリ)
他に「テクノ手芸部」などもこちらに出ておりました。が出たんですね。

体育館に戻りました
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東工大学生による「はやぶさ」の実物大模型と「ターゲットマーカ」の模型。マーカーはストロボでちゃんと光ってます。

連射できる空気砲
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下のホースはスモークマシンからの煙供給用。撃つと砲口が光る!

ヤンセンメカ達
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次号の大人の科学付録「ミニビースト」。扇子で軽く扇ぐだけで歩行するのが凄い。
私が以前作ったストローヤンセンは電動ドリルで無理矢理動かしたもんなぁ(^^;

右は同じ脚構造で人が乗れるタイプの出展。子供が乗せてもらいました。ありがとうございます~。

メンコマシンは熱いですよ!
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メンコをすると、そのパワーをツイッターにつぶやくと共にその時の状況をWebカメラでUPする仕掛けの展示。

その他工作系
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精密ペーパークラフトも展示。
聞いたら作者は17才!しかもキャリア10年以上!!恐るべし!!!というか先が楽しみと言うべきか(^^;
ちなみに縮尺が1/216と中途半端なのは、最初に作った大和の寸法から逆算して、それに統一しているのだとのこと。

右はおなじみデイリーポータルZから。藁人形の該当記事はこちら

最後に「ホームセンターてんこ」を
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最新刊の5巻を作者本人から購入してきました。
サインも入れてもらいましたよ(^^)

もともと きょーじゅ から教えてもらった「電動ドリルを持つ女の子のマンガ」が「てんこ」だったわけですが、作者のサイトを見たら高校時代にコマ撮りで人間アニメやペーパーアニメを作ってたのを知って勝手に親近感が湧いてしまい、去年から追っかけていたのです。おまけにキラ☆キラのリスナーだしね。

DIYの漫画はMake:に通じるところもあります。残念ながら連載は終わってしまいましたが、今後も応援したいと思っています。

というわけで今回のレポートはここまで。お疲れ様でした。

追記:
MTM06で買った「ホームセンターてんこ」です。
5巻とチラシ、手作りの缶バッチ2種類。下にあるのは作者手彫りのてんこスタンプ。
Tenco1 Tenco2
右は入れてもらったサインです~\(^o^)/

Roket Batti
左:大阪教育大学天文学研究室で販売していた宇宙スタンプ。なぜかみんなロシア系(笑)。中からソユーズロケットの噴射口をゲット。
右:アンケートでもらったMake:バッジ。

他にMOVE FORMも買ったんだけど、まだ作ってないので動画で↓
http://www.youtube.com/watch?v=BtJ8fDUTEYE

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2010.06.07

工作初めは牛追いムチ(再録)

サーバ引っ越しの際に手違いで消えてしまった、以前会社のブログに書いた記事を再構築するプロジェクトの第5弾。とりあえず今回で最後です。

こちらのブログではさらっとしか書いていなかった「牛追いムチ」(2008年1月)の顛末です。ではどうぞ~。

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Muti_08

さて、新年一発目は「牛追いムチ」を作ってみたよ…を前後編でお届けいたします。
新年早々自宅で作っていたものがようやく完成したので、そのお披露目って意味合いもあります。単に見せびらかしたいだけかもw

そもそも「牛追いムチ」とは何か?
テレビでにしおかすみこ嬢が「このブタ野郎!」と振り回しているのもムチですが、あっちは「バラムチ」といって使用目的が違います。
映画でインディ・ジョーンズや「ブルースブラザース」のジョン・ベルーシが振り回していたムチが「牛追いムチ」です。軽く振るとパシーン!!といい音がするのが特徴。先端が超音速になって、衝撃波でパァーン!!と鳴るそうです。
カウボーイの必需品。この音で牛を誘導するわけですな。

で、さらにそもそもどうしてそんなものを突然作ったのかというと…

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インスタントフィルム版ピンホールカメラを作る(再録)

サーバ引っ越しの際に手違いで消えてしまった、以前会社のブログに書いた記事を再構築するプロジェクトの第3弾。

2006年11月~12月にかけて書いた、インスタントフィルム用ピンホールカメラを作る話のまとめです。この前の記事で学研「大人の科学」マガジン付録のピンホールカメラをゴニョゴニョやってますが、それは割愛(^^;

※情報が古くなっています。ご注意下さい。

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下の2点は大人の科学マガジン3号(2003年12月発売)の付録ピンホールカメラを改造して、シャッターを蓋の開け閉めで行うようにした物
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その作例…
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「35ミリフィルムでピンホール写真を撮るのは無理があるよなぁ…」が前回までの結論。さらにサイズの小さいデジカメは論外。検索していくと、やはりインスタントカメラのホルダーを使ってカメラを自作している人は多いようだ。
というわけで、次号の「大人の科学マガジン」発売を待たずして自作のための資料集め。

その1.フィルムもいろいろ
最近は富士フイルムだと「チェキ」、ポラロイドだと「One600」ってカメラが主流のようで、小さなカメラ屋だとこの両者に対応したフィルムしか扱ってないことが多い。しかしこの手の自己現像方式(撮影後、ジワジワと画面が浮き出てくるタイプ)は、フィルム送りからなにから自動化されているカメラ専用で、フィルム単独で使えるホルダーは存在しない。フィルムの入手しやすさからこれらが利用できれば一番良いのだが、なかなかうまくいかないようだ。まぁ、チェキは画面サイズが小さいので最初から候補ではないのだが…。

そこでプロ用に分類されてやや入手難だが、撮影後にカメラから引き出したら一定時間待ち(現像)、表面を覆っていた紙を剥がす剥離方式(ピールアパートタイプ)のフィルムを使うこととなる。

このタイプのフィルムにも各種類あるが、スタンダードサイズと言われる画面サイズ:73×95mmのフィルムが使えれば、ランニングコスト(10枚パックでモノクロで2000円、カラーだと3000円ほど)的にも許せる範囲だろう。

問題は、このサイズが使えるホルダーが少々お高いうえに、ポラロイドではすでに生産終了品であること。市場在庫はあるし、中古を探せば安く手に入れることも可能にせよ、これから遊ぼうと思っている向きにはなんとも気の重い話ではある。

インスタントフィルムにはさらにサイズの大きめな4×5(画面サイズ:89×118mm)タイプもあるが、こちらはスタンダードサイズの倍近い値段なので「ちょっと遊ぶ」には辛いかもしれない。ホルダーもそれなりに高価になる。

ちなみに、スタンダードサイズのインスタントフィルムは、フジとポラロイドとも同じ規格で互換性がある。ポラロイド製のホルダーにフジのフィルムを入れることも可能なので、知っておいて損はないだろう。

ところでポラロイドにはさらにもう1種類、スタンダードより一回り小さい80シリーズのフィルムがあるのだが、ポラロイドのサイトによるとこのフィルムは「この商品は弊社在庫が無くなり次第終了となります」なのだそうだ。
なるほど。80サイズのフィルムが生産終了なので、ポラロイドのピンホールカメラも絶版なのか。(それならスタンダードサイズが使えた最初の紙ボディ版を再販して欲しいなぁ。ん?あれは在庫整理だったのか…?)

その2.では、懸案事項のフィルムホルダーをどうするか、についてはまた今度。

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2010.05.31

Maker Faire BayArea 2007レポート (再録)

以前会社のブログに書いた記事ですが、サーバ引っ越しの際に手違いで消えてしまったため、下書きを元にこちらで再構築してみました。

今回は2007年5月にサンフランシスコで行われた「Maker Faire BayArea 2007」のレポートです。
「その1」から「その9」までをまとめました。
ちょっと長いですがおつきあいを。

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Maker Fairレポート(その1)

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今までこのブログでもことあるごとに書いてきた「Make:」(日本版サイトはこちら)ネタ。
その本家本元が「Make:」本誌はもちろん、ブログで紹介された「思いつくまま作ります」の異才、奇才(とても「DIY愛好者」などといった言葉ではくくれない)を一堂に集めたフェアを開催。その「Maker Faire2007」を、短い時間ですが見学することが出来たので、これから何回かに分けて紹介していこうと思います。
4月2日のエントリで「行ってみたいな」などと書いていたコトが実現して、なんだかとっても不思議な気分なのであります。

ところで「紹介」とは言っても、実は「Maker Faire」が開催されたのは5月19、20日の2日間。すでに10日も過ぎているわけで、本家をはじめとして様々なレポートが上がっています。
主だったところは「Make: Japan」のサイトでまとめられているほか、「Gizmodo Japan」でも若干紹介されているようです。

戦闘ロボットが、四角いリングで火花を散らし、はじけとぶ(動画)
危険なオーラを放つDIY大集合(動画)

など。

詳細な写真は「flickr」で大量に見られます。
スライドショーにしておくと延々と・・・終わらない・・・(笑

そんなわけで今回のレポートはまず「入場まで!!」
初めてのカリフォルニア、初めてのレンタカーだったので、会場にたどり着くまでがすでにイベントです!

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