
毎度おなじみ、JAMSTEC(独立行政法人海洋研究開発機構)の年に1度の一般公開に今年も参加してきました。
アクアモデラーミーティングとして年に数回潜水訓練プールをお借りしているので、そのお礼と潜水メカ(潜水艦&水中ロボ)の広報を兼ねて展示しているのです。
(実施したのはRC潜の展示とデモンストレーション、体験操縦)
主だったメンバーは職員ではなく、全く外部の人間ですから、先日の「熱中時間スペシャル」(BS2)で紹介されたように「水面下で活動するグループ」なんですね。文字通り(^^;
私は「マイティ号」の展示と「潜水Q」の体験操縦、それにデモの司会を担当。司会は難しいですね…おっと、ボヤキはまた後日…。
当日の顛末をまずは「潜水Q」から。
以前書いていた「電波の到達距離が短い」問題をアンテナ線を外に出すことで解消し、ついでに電源スイッチも外に露出して操作性の向上をも図ったのですが、意図せぬ浸水で最初の体験操縦時に2回も沈没してしまいました…。
原因はアンテナを通す穴からの浸水。パテで穴の両側から塞いでいたのですが、ふたの開け閉め時にアンテナ線が動いて穴を広げてしまった模様。
アンテナ線を動かないように固定し、パテを多めに盛りつけて裏からバラストで押さえつけることで解決。
やっぱり前日にあわてて改造してるんじゃダメか(^^;
その後はノートラブル。最後の体験操縦の時には電池切れになっちゃいましたが。
今回改めて思ったんですが、浮力は強めにしておいた方が水中でトラブッたときに回収しやすいですね。今まで潜水Qはほぼゼロ浮力で運用してきましたが、垂直方向の推力が向上したこともあり、今度は浮力材を追加してみようと思います。防水ケースの信頼性も向上させなければ(^^;
続いてマイティ号
サーボホーンの修理が間に合いそうもなかったので展示のみで参加。
幸い潜水Qの改修が早めに終わったので、前日の夜になって新たなサーボホーンを作ってみたのだが…あれ?これはスリップしているのではなくて軸自体が空転している?
そうでした。左側のサーボの軸を固定する半田が取れてしまっていたのです。
コレじゃいくら締め付けても舵の位置がズレるはずですわ。
問題はトラブルが防水ケースの中だってことでして…。結局無理矢理ケースを壊してサーボを外し、半田付け等の修理のあとでケースを再組み立てしてエポキシ(EP-001)を塗りたくって完了。
さすがに24時間待たずに水に入れるのは怖かったので一般公開時は展示に徹し、翌日の撤収時に走らせたのですが、気がついたらサーボ防水ケースの中に水が!!!
やっぱり急場しのぎはダメでした(泣

結局防水ケースを再度ばらし、サーボそのものも分解して乾燥作業を行いました。内部に入った水滴はなかなか抜けませんね。特に問題なのがポテンションメータ。ブロアーで水滴を吹き飛ばしてから風を送って、ようやくまともに動くようになりました。念のためさらに1日おいてグリスを塗り、なんとか復旧。
サーボの防水はやり直しですねぇ。また考えなきゃ。
ただ、今回短時間ながら走らせてみて、潜航すれば舵が効いて旋回できることが確認できたのは成果かな。リンケージが舵から外れやすいので(溝にはめてあるだけ)、ここら辺の改良もしないとね。
さらにサーボの補修中にポンプのモーターが回らなくなっていることを発見。
錆びて軸が固着しているわけではなく、手で回せば軽く動くものの、通電するとピクリとするだけ。一度勢いをつけてやると回るんですが、止めるともう動かない…。
こりゃブラシあたりが壊れましたな(^^;
およそ5年くらい前にプテラスピス用に作ったポンプだったので、もう寿命なのかもしれませぬ。3ボルト用モーターにコンデンサーをたくさんつけて7.2ボルトで動かしてたからなぁ。モーターそのものを(鈴商で買った4.5~9ボルト対応のバルク品と)交換だなぁ。
そんなわけでポンプもばらし中です。
ちなみにhiroさんのマイティ号もこの日走っていたのですが、こちらはさすがに安定してきましたね。スピードも倍速?
早く編隊飛行ができるようにならないとなぁ。
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