バンガード(その5：完成！そして…)

11月25日、「第9回動く戦車オフ」に出席。「俺バンガード」も参戦してまいりました。
結局ミサイルの自動発射ギミックは諦め、電飾もなく、偵察機のランチャーも固定されたままといった仕様で時間切れになったことは返す返すも残念。ボディデザインがなかなかまとまらなかったのが敗因だな～。「俺Ｚライザー」の時と同じだわさ(^^;

ちなみにキャタピラや転輪はかなりの部分を「俺Ｚライザー」から流用してます。

　
　
前回の続きでミサイルランチャーから。

作り替えたランチャーは、プラ板で作った爪で下からミサイルを引っかけてます。これをレバーで押し下げればリリースされる構造です。レバーは現在左右一体になっていますが、切れば左右別々に動かすことも可能です。
思惑ではこのレバーを車体の中から(リンク等々で)引っ張り、自動発射させるつもりでした。そのための動力を走行系から取り出すためのギヤも組んではいたのですが…リンク構造を脳内シミュレーションしたものの、結論が出ないままタイムアウト。引っ張る力やストロークなど、決めなきゃいけないところがなかなか決まらなかったんですよね。

ソガワさんの俺バンガード「さきがけ」

他の方々はどうだったのかというと、オリジナルを参考にしたというソガワさんはミサイル固定用の爪が上にあります。それを車内の専用ギヤボックスから伸びたレバーで「押し上げて」発射する構造。なるほどね～動作はこの方が確実ですね～。まだまだ修行が足りませんな(^^;

　
　
塗装前のボディなぞ。

ランチャーはネジ止めできるようになっていますが、ここでは便宜上テープで仮止め。
キットを1個つぶして流用パーツを張り付けたので、なんとなく「らしい」シルエットにはなっているのではないでしょうか。白いボディが美しい…

で、時間の関係もあって一晩で塗装したわけですが…。流用した転輪がオリーブドラブで塗ってあったので、それに合わせてオリーブグリーンや濃緑色で塗ってみたらなんとも微妙な仕上がりになってしまいました。

だから塗装って嫌いなんだよぉ(^^;
SFメカはもっと明るくてピカピカした感じじゃないと楽しくないですわ。
おまけにランチャーも色を塗ったら、塗膜の厚みでミサイルが引っかかって発射できなくなるし…。
時間があったら塗装はやり直さないといけませんな～。
搭載したSR-71もバランス悪いし、再考最高！

ちなみに走行性能は動画参照ですが、予想通りキャタが滑ってテル中坂を登れませんでした。おまけに車高の低さもあって、丘の稜線で引っかかって身動き取れなくなってしまう体たらく。
これで宇宙パトロールに行ったら遭難するじょ(爆

「俺バンガード」参加作品記念撮影。
投票で一位になったのは左上から2番目のブルーグレーの車体(フィレサンドさん作)。

これの左端。

来年の「俺ストロンガー・ワイルドキャット」はもうちょっと頑張ろうっと(^^;

バンガード(その4：ミサイル発射??)

まだこんなことやってます(^^;
バンガードのキモである「ミサイル自動発射装置」の再現に時間を取られているのでした。

「自動発射」とはようするに、走行系と連動したカムなりクランクなりでフックを外し、バネ式のミサイルを発射させようというもの。
連動用のゆっくり回るギヤはすでにシャーシに組み込んではあるのですが、肝心のランチャー部分がうまく作れないでいます。ワンタッチでリリースさせる構造が今ひとつなんですなぁ。

ミサイルの下には幅1ミリ、長さ4ミリほどの溝がありまして、そこに引っかけたフック(1ミリのステンレス棒)を
押し下げれば発射されます。
写真にあるようにフックはバネで常に下がった状態になっていて、装填するときは持ち上げて隙間に棒などを押し込みます。
思惑ではその棒を引き抜いたらシュパーンと2発が発射されるはずだったのですが…どうしても引っかかってしまいます(^^;

おまけに装填は2発のミサイルを同時に押し込んだ状態でフックを持ち上げる必要があってとても面倒。

1週間ほどいじくってましたが、涙をのんで没です…

現在は新構造でやり直し中。
残された時間は少ないのだ。塗装まで行くのかしらん。

バンガード(その3：ボディ製作中)

戦車オフまであと2週間と少しですね。まだこんなことをやっていて間に合うのでせうか(^^;

俺バンガードは「テキトーなボディを流用」しようとジタバタしたものの、結局「プラ板箱組でなんとかする」方向で落ち着きました。
ダメですなぁ。平面で構成していくと、最後はロンメルになっちゃうんですよ…。

そのロンメルボディに流用パーツをいくつか張り付けたのが上の写真。現状ざんすね。このあたりで止めとくかな～。

今度はミサイル自動発射装置をなんとかしないと。それから搭載する飛行機もあるし、レーダーも回すんだっけ？
目も回りそう(^^;

バンガード(その2：シャーシまで)

掲示板でちらりと起動輪をお見せしましたが、現状ではこんな感じです。

見ての通り4キャタ駆動のシャーシのみできてます。電池を繋げばこれだけでも走ります。
昨年のアトラスで経験済みとはいえ、電池1本でもガシガシ走ってしまうのは驚き。連結キャタピラ(マルイの90式戦車用連結キャタピラ。昔はパーツ売りしてたのよん)はテンションがかかるゴムキャタより抵抗が少ないんでしょうな。

それにしても走るシャーシだけ作って、ガワをどうしようか悩むのはいつものパターンとはいえどうにかしたいところ(^^;
流用ボディはいろいろリサーチしたんですけど、結局それっぽいものに出会えずにいます。手持ちのジャンクはすでに良いところは使われてて、ほんとーにおジャンクな部分しか残っていないのも辛い～。
残された道はプラ板箱組ですか～？

というわけで、ここまでの工作を覚え書き。

掲示板に載せた起動輪。
タミヤの1/35のT-34の転輪に穴を開けて、2ミリプラ丸棒をたたき込んだものです。
これは2代目で、最初に作ったものは12等分にプラ棒を配置したのですが、キャタピラのセンターピンとうまくかみ合わず、11等分に配置して作り直しています。
まーその、11等分と言っても実際に転輪にキャタピラを巻いてみて、ピンとピンの隙間に印を付けていったら自然とそうなっただけの話なんですが(^^;

アトラスではキャタピラの外側の突起を引っかける起動輪を作りましたが、今回はセンターピンを引っかけて回します。なんでも製品も見かけと違って同じようなやり方になっているとか。
こっちの方が普通？？？

バンガードは本来、起動輪と誘導輪と転輪各1個の3輪で一組ですが、キャタの幅が広いこともあって、バランスを考えて転輪2個の4輪一組で作ってます。シャーシは木(アガチス材)で製作。現物合わせが身上なので作りながら精度を出して行くのですが、木だとマルチプレートより細かな調整がやりやすいみたい。

そしてキャタピラの装着。足回りは後の塗装やメンテを考えてネジ止めにしています。
ギヤボックスはタミヤの絶版品「強力ギヤボックス」を2ヶ。前後に使って、両軸のミニ四駆PROモーターを挟んで同時に回します。
オリジナルに則ればウォームギヤを使うべきなんですけどね。ユニバーサルギヤボックスとウォームギヤボックスセット(絶版)を使えば簡単だし。ただまぁ、このやり方は以前「連結戦車」でやってしまったので今回はパスしました。

強力ギヤボックスは結構たくさん持ってたんですが、さすがにこれで払い底になりましたね～。次はどうしようかな。

バンガード(その1)

今年の戦車オフの「俺」企画は「俺バンガード」なのである。
緑商会の宇宙戦車「バンガード」を現代に蘇らそうという目論見なのだ。
ポイントは四輪駆動ならぬ「四キャタ駆動」。そう、前後左右に４本のキャタピラを持ち、それで走るのだ。
加えてオリジナルにあった「ミサイル自動発射」と「パトロール艇手動発射」も外せない。
開催は10月の終わり頃？それとも11月？

そろそろ製作開始しないと間に合わない気がするが、現在は何も手を付けていない(爆

はたしてなんとかなるのだろうか。

2001年の動く戦車オフに登場したバンガード(オリジナル)