歩行物は「電動AT-AT」以来かな?
結局あちらは「ちょっと歩いた!」ところで終了。足回りはそのまま残ってますけど、ボディは昨年「俺ストロンガー」に流用しちゃったので復活の見込みはないです(爆
さて、動画の方はいわゆる「作ってみた」シリーズの「サンドビースト」もどきです。
ご存じオランダの芸術家、テオ・ヤンセン氏の作品が元ネタ。風で動く不思議な機械生物たち…
春先に見に行ったテオ・ヤンセン展(終了)で実物に触れ、なんとか再現したいと思い続けて4ヶ月。出来ればチープな素材でと考えたあげく、出てきたアイデアが「ストロー」の利用でした。
そう、ジュースやアイスコーヒーを飲むときのあの「ストロー」です(笑)

試作品(マックのストローを3本連結)
テイクアウトしたものの、使わなかったマックのストローで実験。
太めなのがGood!
構造材としては頼りなげではありますが、折ってみるとその部分がちゃんと関節として機能するのですね。
長いストローがあれば一筆書きで脚の要素を作れるんじゃないか…と思ってしまったら止まりません。

脚構造のスケッチ
取り急ぎリンク構造を簡単にメモし、これを一筆書きで作るにはどうしたらいいかと試行錯誤。
同時に長いストローを検索してみるものの、最大で30センチほどしか無く断念。ならば数本を連結して使おうとホームセンターへ。
ところが売っているのは「曲がる」タイプばかりで、太め(径6ミリ)の直線タイプは無いんですね。仕方がないので「ペットボトル用」として売っていた長めのストロー(50本入り98円)を買ってきて、曲がる部分を切り落として使用しました。切り落とした後はだいたい22センチでした。

折って繋いで一筆書き
3本を繋いで全長60センチほど。これを図面通りに折り曲げて行くとこのような形にまとまります。2度通っているところもあるので、完全な一筆書きじゃないんですけどね(^^;
向かい合わせにした真ん中にクランクの軸が通ります。他に支点も必要なので、切り落としたストローの余りやプラパイプを使って作ります。こうして前後の足をひとまとめにしたユニットをあるだけ作って…

12脚で組み上げてみました。
左右をプラ板で挟み、クランクはプラ棒とボルトで作って形だけは完成!
思いつきから完成までは2週間かな?
ストローのこと調べたり、クランクをどう作るかで悩んでた時間がほとんどだけど(^^;
で、作ってみた結果は…見た目はそれっぽくなったものの、関節部に予想以上に粘りがあって、動かすにはそれなりのトルクを加えないとダメってのが欠点かなぁ。
もちろん風の力では動きません。展覧会で実物が軽い力で動き出すのを見ているだけに、形だけの再現にとどまってしまったのが残念ですな。
やっぱりオリジナルは凄いや。
今度はもっともっと考えてみよう。
※4本足なら~~電動で簡単にいけそうな気がする~~。
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