サブマリン707

2013.08.15

自動浮沈サブマリン707(その4)

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8月11日、WFから帰ってきた707を持ってAMM追浜ミーティングに行ってきました。

この時期、冷房設備のないプール棟はサウナ状態で猛烈な暑さとなります。うっかりすると大量の水を前にして脱水症状!なんてことに。
気をつけてはいましたが、久しぶりに大量の汗をかきましたわ。炎天下の外に出ると思わず「涼し~」って口走っちゃうほど(^^;

さて、写真は707を水に浮かべたところ。姿勢はほぼ水平。甲板は水に浸かり、サウンドピックとミサイル格納庫の上面がかろうじて水面から出ているような浮力バランスです。

WFでは自動浮沈装置はあまりうまく働かなかったとのことでしたが、その後軽く動くように調整したかいもあって、今回はすんなり浮沈を繰り返しつつ走ってくれました。
証拠の動画もあげておきますね↓

ただ問題もあって、どうしても左へ左へと旋回してしまい真っ直ぐ走ってくれません。

舵を思い切り右に切っても変化無し。カメラ船の塩ビ艦はほぼその場で回転しながら撮影することとなりました。
舵が小さすぎることも影響してますかね~。要検討です。

一時はプールの真ん中で周回してしまって回収不可能に。こんな時はレスキュー用のラジコン船がいるのは心強いですね。
昔は全国の池でこうした事態が繰り広げられていたのかと思うと、、、。(よせばいいのに石を投げて、さらにこんな時に限って命中して沈没!)

あと、自動浮沈のインターバルを調節するネジを締め込んでいったら水深1mぐらいでグルグル回り出し、浮かんでこないアクシデントも。

タモ網で引き上げようとしたらスクリューが止まって、そのまま3.3mの底に沈没したときは焦りました(^^;
これも無事回収できましたが、もう少し遠かったら危なかったかも。
動画の自動浮沈が浅めなのは、この時のことがあって安全策を取っていたためです。

ま、とりあえずこれで一段落。今は分解して乾燥し、次の出撃に備えてます。

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2013.08.13

自動浮沈サブマリン707(その3)

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7月28日に幕張メッセで行われた『ワンダーフェスティバル2013[夏]』。

その中での海洋堂企画「オペレーション707」にUMA(動く模型愛好会)が協力しておりまして、私の707も参加してまいりました。 もっとも本人は仕事の都合で参加できず、魂のみの参加です(ば可動流こみや さん、デリバリーさんくす) 記念写真だけでも混ぜてもらって、作った甲斐があったというものです(^^;

ちなみに左に並んでいるジュニア2号艇は こみや さん作の電動自動浮沈改造品。この写真では見えないけどちゃっかり小沢先生にサイン貰ってたのがこれまた!

当日の記録動画↓

よーっく見ると一瞬写っているかもしれない。自動浮沈機構があまりスムーズにしなかったとのこと。要改修だな~。

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オペレーション707で走行中~。ブレてますがいちお、証拠写真つーことで。

<あと1回、追浜での水中動画でラスト~>

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2013.08.12

自動浮沈サブマリン707(その2)

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塗装はまずオモリから。 スプリンガータグを作ったときの残りペンキをベタベタ。

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船体の塗装はエアブラシで。艦底色を噴き終わってマスキングしたところ。

上半分のグレーのパーツの一部にも赤い艦底色を塗ってるんだけど、透けてしまって赤い艦底パーツと色味が合わなくなって大変! 厚塗りしてどうにかごまかしてます(^^;

これからつや消し黒で上半分を塗装。
※右上のスクリューはチタンゴールドで塗装済。やっぱりスクリューはチタンよね。

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エアブラシ作業終了。 塗ってから思ったんだが、多少艶ありの方が良かったかも。 ま、遊んでいるうちに汚れて良い感じになるだろうて、、、。

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仕上げのデカール。15年経ってもしっかり使えるのはさすが。

ちなみにこの付属デカール、通常のモノと違って一度乾くと水に浸けても剥がれません。 そのため「耐水デカール」の名前がありますが、潜水艦プラモが絶滅状態の今では知っている人も少なくなったよねぇ。

張り直しはできないので一発勝負!
位置を決めたら台紙ごと正確に押しつけてしばらく待ち、モデルの方に張り付いたのを確認してそ~っと台紙を剥がします。

シュノーケルの顔マークが曲がらずに張れてなにより(^^;

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さて、塗装も終わり最終組み立ての段階で問題発生!
自動浮沈機構のリンクが縦舵(中空です)の中を通るんですが、狭くてリンクロッドがまったく入らないことが判明。
なぜ仮組みの時に気が付かなかったのかと小一時間…。

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しかたがないので縦舵の接着を剥がして、1.2mmプラ板を挟んで整形。厚みを増やしてさらに若干干渉する部分を削って削り、なんとかスムースにリンクが動くようになりました。これぐらいなら目立たないでせう。やれやれ。

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というわけで最初に戻る。 再塗装した縦舵を接着して組み上げ完了!
この時点ではまだ進水前でした。

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浮力調整をしたところで記録写真。
単4電池は上半分に収まるので、蓋の部分は浮力材とオモリでギッシリ。その他詰められるとこには浮力材が詰まっています。あと艦首部分にはオモリ用の鉛板も入っています。

これで完成です~。

製作期間は2013年5月27日から7月16日でした。2ヶ月弱はかかりすぎだなぁ...orz

<でもまだ続く>

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2013.08.11

自動浮沈サブマリン707(その1)

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15年ぶりにサブマリン707のプラモを作りました。もちろんタスクフォース版です。
ちなみにヤフオクでも模型屋の在庫でもなく、そのうちまた作ろうと思って押し入れにしまい込んであったモノを引っ張り出したのでした。

※このプラモについてご存じない方は旧サイトの記事をどうぞ。

上の写真で後ろに写っているのが旧作です。分解したところモーターは軸が固着していましたが、ペンチでつかんで捻ったらまた軽く動くようになりました。工作用モーター恐るべし(^^;

※販売元(タスクフォース)のサイトの該当ページはこちら

絶版品の復刻のさらに絶版品なのでこれからの入手は難しいと思いますので、個人的な工作メモということで一つよろしくです。当然ですが外観についてはほとんど手を入れておりません。

今回のコンセプトは

1.できるだけキットのままで、確実に自動浮沈走行する潜水艦モデルの作成
2.動力部(モーター)のメンテナンスを可能にする
3.完成後も浮力バランス調節を可能にする

の3点です。

結果、かなりの部分をネジで分解できるように加工しています。電池室以外の水密は皆無に等しいので、浮力は詰め込んだスチレンボードに頼っております。

ではツイッターに掲載した写真をもとに、順番に書いていきたいと思います。

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毎度おなじみ(でもないか)、有限会社タスクフォース謹製「サブマリン707」のプラモデルです。買ったのは前世紀だから、物持ち良いねぇ。
パーツ数は少ないので、最初に全部ランナーから切り離してバリなどを削り落としておきます。
ジュニアは使いませんが、堀り出して左右の貼り合わせだけはやりました。 ホークとロケットライナーは、、、まー、放置で(^^;

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パーツの整形中。

707のスイッチはハッチを回して銅板を接触させる単純なもので、1シーズンも遊ぶとプラ軸が削れたり銅板が酸化するなどして導通し辛くなります。
そこで今回はミニ四駆用のタッチダッシュモーターを使用して、スイッチを省略することにしました。電池も単4のボックスを利用するので配線は船体内に収まります。

そのため船体上部の配線や端子のネジ止め用の穴は全て塞ぎました。左側の円い穴はロケットライナーの支柱が入る部分。ここは裏から切り取って塞いであります。
さらに艦底の電池蓋固定用のナットを入れた穴を塞ぐ膨らみが美しくないので、削ってパテ盛りして整形してます。
上部構造物は黄色い艦首とライナーの扉がすでに接着されています(白い部分は隙間埋めのプラ板)。

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若干の進捗。

本来は艦首部やモーター室を接着する仕様なのですが、ネジ止めにして完成後も分解調整ができるように加工しています。
この時点では位置あわせの突起を追加し始めている感じ。モーターはまだ前後のパーツで挟まれているだけです。 上構部の甲板(黄色い部分)はまだ接着していません。

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上構部を船体上部に接着しました。かなり派手に隙間ができたのでパテ盛りしています。
おかげでモールドしてあった水抜き穴はキレイな平面に、、、。かなりツルッとしちゃいましたが、特に掘り直しなどはせず。

内部にはスチレンボードなどの発泡材が詰めてあります。基本的に接着で作る空気室は浮力として信用してません(^^;

艦首空気室、電池室、モーター室、全て浸水することを前提として隙間に発泡材を詰めました。モーターや電池は濡れたら乾かせば良いんです!
実はね、ガッチリと防水ケースを作ったつもりでも、水滴が進入すると今度は乾かないんだよねー。何個モーターを錆びさせたことか。(防水ケースに穴開けて空気を強制的に送り込んだり…)

この写真でパーツ類は全て完成しています。船体上部を仕上げて塗装してから最終組み立てに入ります。

ネジ止め構造:
艦底中央部は電池室の蓋で、元々ネジ6本でパッキンを挟んで固定するようになっています。
さらにオモリは焼き止めの指定でしたが、これも支柱にネジを切ってネジ止めに。
艦底前部は艦首に引っかけてネジ1本で、艦底後部は横舵を入れてからネジ2本で固定。
さらにセイルも甲板にネジ止め。
その甲板は後で引っかけてからハッチの真ん中をネジ止め。
セイル上部は塗装後に接着しちゃいますが、かなりの所まで分解できま~す。

 <続く>

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2007.07.21

707の自動浮沈システム

検索してたどり着いたgoo_goo43さんのブログでのコメント解説用。
タスクの707の取説から。
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ちなみに1.の「8と10の舵」は「10の舵」と読んでください(^^;
10が横舵で、29が潜舵です。

さらに部品構成はこちら。
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分かります?

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