続)旧作デジタルリマスター
前回の続き。おまけで書いた「8ミリ映写機改造テレシネ機」でHD化した8ミリ作品のことなど。
ディノニクスHD
10年前にアップした「うごくきょうりゅうずかんシリーズ その1 ディノニクス」(1986)https://youtu.be/XlZ0eJcJmkkの再テレシネ。
もともとペーパーアニメなのであまり変わって見えないのがポイント(泣
映写機のレンズ(カビ、汚れあり)の関係でピントが甘く、収差も目立つが、鮮鋭度を上げたうえ色味を調整して、最初のイメージに近づけてます。もともとが黄ばんだ紙に筆ペンで描き、下からライトを当てて撮影していたので。
1977年の神奈川県立大和高校文化祭(槐祭)で上映したやつ
説明文をそのままコピペすると
「高校3年の夏休みに写真部アニメ班の有志で作った物。
前年の残りの白黒フィルムを使って撮影していたら、生産終了で途中からカラーフィルムに!ライトが熱いのでつけたり消したりしていたら、露出がバラバラになったりと、いろいろ酷い代物です。
音声はカセットテープに入っていましたが紛失したので省略。さらにあまりに冗長なので半分くらいに尺を縮めてあります。」
本来のタイトルは「現代昔話 おさるのしっぽはなぜ短い」
「槐祭」は「えんじゅさい」と読みます。
ホーキマジック
以前のアップ https://youtu.be/W6xNJ46fpJg から、簡易テレシネで露出オーバーになっていた部分だけやり直したもの。
これも学校での製作で16ミリフィルムだったが、現存するのは真っ赤になったラッシュフィルムのみ。
のはずだったが、その昔に8ミリで16ミリ映写を再撮影したらしきものが発掘されたので、改めてテレシネを試みたのでした。
、、、が、映写機とカメラの両方がボロだったようで映像が激しくガタってしまい、全編観るのが苦しいので3カットだけ切り出し。
取り急ぎ3本だけ。カメラのシャッターは手動という半自動で行ったので体力的にここまで(^^;
最初にも書きましたが、データ的には高解像度になっているものの、レンズが今二つで甘い画像になっています。
その昔に壁に映写したものをデジカメで撮影した画像を見ていると、そっちの方がピントがちゃんとしていて泣きそうです。
画質の面では一眼レフ用広角レンズを逆付けした接写システムが最高なんですが、映写機改造テレシネ機では構造上近寄れなくて、、、。
3本の共通データとして:
1)8ミリフィルムの各コマをデジカメで複写
2)撮影ミスした画像を探し削除
3)画像データを連番ファイルにし、動画編集ソフトで動画化(1秒24コマ)
4)カット毎に切り分け、それぞれ補正
5)音声(あれば)は旧テレシネから持ってきて、タイミングのずれを調整して張り付け。
コロナで仕事が暇になっているこの時期ならではですな~
そしてまたハードオフでジャンク映写機をゲットしてたりして、、、
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