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2017年12月

2017.12.31

歩く月着陸船イーグル5号

今年のネタは今年のうちに、、、先日の「動く戦車オフ会2017」のお題、「俺歩行探検車サタン」用に作った「歩く月着陸船イーグル5号」のまとめです。


動く戦車オフ会2017での「イーグル5号」

※お題元の「宇宙探検車サタン」についてはこちらを参照。今回の「イーグル5号」は、まだお題が「歩行戦車」としか決まってない頃から作っていたので、「サタン」とは似ても似つかない形になっています。
ま~ね~、歩く月着陸船はネタとしては面白いと思っていたんですが、やや受けだったのがとっても残念(^^;

製作の記録によると、3月の頭にギヤの組み合わせを考え始めて、一進一退を繰り返しつつ5月末にはすでに歩くところまできています。

ただ、そこから一気には仕上げられず、8月に上段や細かなパーツ類を組み立てたもののまた放置され、11月に入ってようやく塗装、仕上げといった流れでしょうか。

ベースに使ったプラモは、アオシマがアポロの月着陸の頃に発売した「月着陸船イーグル5号」(当然歩行ギミックなどありません)、50年近い昔のキットですが、近年の再販品を頂いたので遠慮なく切り刻んでいます。

ただまぁこのプラモ、資料が少ない時代とはいえ上段と下段のバランスが悪く、まともに作ってもちっとも似てないのです。組上げてから塗装まで時間がかかったのは、それなりの心の準備が必要だったからと言っても過言ではありません、、、。
※そもそもアポロ11号の月着陸船イーグルには5号なんて存在しないので、テキトーに作っても良かったんですけどね(:-p)

歩行機構については智恵さんのブログを参考にさせていただきました。ありがとうございます。リンクは使わずに前後の軸を同期して回転させる4WD方式です。
なかなか智恵さんのロボのような歩きが再現できないので、今度またチャレンジしてみる所存。

それにしても歩行メカはパワーが必要ですね。
当初単4電池1本での動作を目指していましたが、ミニモーターではトルクが足りず、減速ギヤを増やし、さらに電池も追加してようやくジタバタできるレベルまで来ました。何度作り直したのやら。

塗装は下段の金がどうにもならなかったので、上段の銀と黒だけはちゃんとマスク切って塗り分けしてみました。

改めて資料を見て、月着陸船にこんなに黒い部分があったのかと新鮮な驚きがありましたねー。塗装ではなくて材質の違いのようでしたが。

※ちなみに最後の写真は塗装の参考用に作ったペーパークラフトです。

そんなわけで「歩く月着陸船イーグル5号」でした。最後に作品カードに書いた解説を置いておきますね。

『アポロ21号では、月着陸船に歩行能力を持たせ、移動基地として活用することが考えられておりました。そこでグラマン社から提案されたのが「イーグル5号」です。

残念ながらアポロ計画は17号で終了し、歩行月着陸船は実現しませんでしたが、現在火星で活動中の多脚探査ロボ「キュリオシティ」の原型となりました。』

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※同時に作っていた「連結戦車メルカバカバ」については、また後日まとめます、、、。

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