« デスカバラ<その7:ボディとホイール> | トップページ | デスカバラ<その9:仕上げに入る> »

2010.12.16

デスカバラ<その8:難所>

前回も書きましたが、組み立てにあたってこのあたりが一番面倒な部分になります。
少し組み立てては動くことを確認して進めていきます。

Photo
たわませないと溝に入らない、ジタバタしてるとガイドローラーがこぼれ落ちる、なかなか奥まで入らない…等々の試練を乗り越えて、ホイールがボディに組み付けられた写真です。途中の写真はそれどころではなく(^^;

何回目かのトライでパチンと各部がはめ合わさったときは嬉しかったなー。でも、、、たぶん壊さないともう外せないです。

この状態でも電池を繋げば走ります。

1 3

2 4
さていよいよ子供の頃に動かせなかった、太陽電池パネル回転の連動構造の組み立てです。

仕組みとしてはギヤボックスから飛び出たシャフトに付いたウォームギヤと、ボディを貫通する長いシャフトのピニオンギヤが噛み合って長シャフトが回転するというものです。
さらにゴムジョイントで短いシャフトと連結し、その短シャフトのピニオンとパネル支柱の平ギヤでさらに減速しています。

改めて作ってみると、長シャフトはギヤボックスにある穴に差すだけなので簡単に回ります。ボディ内の穴も大きくて障害にはなりません。

じゃぁ、なんで回らなかったの?接着剤ベタベタが普通だったからシャフトをどこかに接着しちゃった?
ただまぁ、シャフトが固定されちゃうとギヤボックス自体も回らなくなってしまうはず。

おそらく…おそらくこれが原因なんじゃないかと思うのが、パネルを支えるフレームの構造。

ホイールを跨いで平ギヤをさらに上で支える構造ですが、これの組み立てが非常に複雑でやっかいなんです。
なんせパーツを短シャフトに通してからゴムジョイントで上下シャフトを連結し、さらに平ギヤを組み込みつつ立体的に組み上げなければいけないのです。

ゴムジョイントでの連結なので、うまく長さを調整しないと動きが渋くなってしまいます。おまけに短ピニオンの長さが平ギヤの入る隙間より長く、素直に組み立てると上下の板に挟まれた短シャフトはまったく動きません。
ここで無理に動かしても、ゴムジョイントが安全装置的に滑ることで、走りはするわけですよね。

こりゃ小2じゃ無理だな~。もし原因が分かったとしても対処は無理だったでしょう。

今回はいったんバラしてから、短シャフトのピニオンを1ミリほど切り落として、上下パーツに挟まれても軽く回るようにしてみました。
軸が緩んで空転しないように瞬着も少し流してあります。

後は平ギヤとの噛み合わせを調整してこの部分の組み上げは終了。
これで無事にパネルはホイールの回転と連動して回るようになりました。

いや~、ちゃんと作れればこういう動きをしたんですね。
もうこれだけでお腹いっぱいです(^_^;

|

« デスカバラ<その7:ボディとホイール> | トップページ | デスカバラ<その9:仕上げに入る> »

デスカバラ」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: デスカバラ<その8:難所>:

« デスカバラ<その7:ボディとホイール> | トップページ | デスカバラ<その9:仕上げに入る> »