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2010.05.31

Maker Faire BayArea 2007レポート (再録)

以前会社のブログに書いた記事ですが、サーバ引っ越しの際に手違いで消えてしまったため、下書きを元にこちらで再構築してみました。

今回は2007年5月にサンフランシスコで行われた「Maker Faire BayArea 2007」のレポートです。
「その1」から「その9」までをまとめました。
ちょっと長いですがおつきあいを。

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Maker Fairレポート(その1)

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今までこのブログでもことあるごとに書いてきた「Make:」(日本版サイトはこちら)ネタ。
その本家本元が「Make:」本誌はもちろん、ブログで紹介された「思いつくまま作ります」の異才、奇才(とても「DIY愛好者」などといった言葉ではくくれない)を一堂に集めたフェアを開催。その「Maker Faire2007」を、短い時間ですが見学することが出来たので、これから何回かに分けて紹介していこうと思います。
4月2日のエントリで「行ってみたいな」などと書いていたコトが実現して、なんだかとっても不思議な気分なのであります。

ところで「紹介」とは言っても、実は「Maker Faire」が開催されたのは5月19、20日の2日間。すでに10日も過ぎているわけで、本家をはじめとして様々なレポートが上がっています。
主だったところは「Make: Japan」のサイトでまとめられているほか、「Gizmodo Japan」でも若干紹介されているようです。

戦闘ロボットが、四角いリングで火花を散らし、はじけとぶ(動画)
危険なオーラを放つDIY大集合(動画)

など。

詳細な写真は「flickr」で大量に見られます。
スライドショーにしておくと延々と・・・終わらない・・・(笑

そんなわけで今回のレポートはまず「入場まで!!」
初めてのカリフォルニア、初めてのレンタカーだったので、会場にたどり着くまでがすでにイベントです!

行ったのは初日の19日(土曜日)。「Maker Faire」の会場は案内サイトによると「San Mateo Fairgrounds」。他に「ExpoCenter」だと言う記述もあったりして若干不安だったのですが、住所でポイントしてカーナビで到着した場所が「San Mateo Country Event Center」でした。
泊まっていたサンフランシスコ空港近くのホテルからは車で30分ほど。サンフランシスコの市街地からだと1時間ぐらいでしょうか。周囲は閑静な住宅街です。すぐ近くを電車も走っていますが、本数も少なく、駅も遠いのであまり便利では無さそうです…。

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日本のイベントのように大きな幟が遠くから何本も立っているようなことはなく、かなり近付いてから「どうやらここらしい」と分かる程度なのがアメリカか。
駐車場への誘導もやってないので、行き過ぎてからUターンして入り口へ。駐車料金は1日7ドルで前払い。滞在できるのは2時間程度なんですけど…。

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10時の会場を前に並ぶ人々。これがだいたい9時40分。熱心なファンが多い…のか?開場時間になってもこの3倍程度の人が集まっただけでしたが、反対側にもっと大きな駐車スペースがあって、どちらかというとそちらがメインゲートだったようなので、実際はもっと多くの人が集まっていたのではないかと推測されます。
並んでいる人々を見ると、なんとなくオヤジ度が高いのが分かりますね(笑
こういった点は日米共通の傾向なのかしらん?
ちなみに左にチラと写っているのがチケット売り場で、大人は15ドルでした。カードは使えずキャッシュオンリー。

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これが入場券。硬券です。

若干遅れて10時5分に開場。ゲートでは簡単な手荷物検査がありました。
正面にメインの会場。左右にまだ別の建物もあって、広さ的にはオープンスペースも全部合わせると幕張メッセの半分くらいの感じかなぁ。この写真では薄曇りですが、昼近くには雲が切れて良い天気になってました。翌日は朝から快晴だったそうで羨ましいです。

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メイン会場。正面入り口の近くに見えるガラス張りの部屋が「RoboGame」のステージ。
まだ初日の早い時間だったせいか、準備が全部終わっていません。床にはマーキングだけあって机が出ていないところもちらほら。
まだまだ嵐の前の静けさと言ったところ。

次回予告「メイン会場は混沌の渦」

Maker Fairレポート(その2)

このレポートを書くにあたって、同行者のbeer is food氏の撮影した写真も含めて当日の様子を脳内に再現していたのだが、受け取った写真には見たことのない場面が数多く写っていることに気がついた。
集合時間まで別行動していたので見ているところが違うのは当然なのだが、自分の行動範囲を写真と会場マップで辿ってみると、メイン会場だと思っていたところは実はロボット関連を集めた「Robotics Pavilion」で、肝心の「Make」「Craft」会場(建物の名前が「Expo」。なるほど、「ExpoCenterで開催」ってのもまんざら誤報ではないのか)にはどうやら足を踏み入れていないらしい。・・・ショック!!!
すぐ外の手作り自転車のコーナーには立ち寄ったのに、後ろの地味な作りの建物になんで入らなかったんだろう~?

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そんなわけで、今回の写真はbeer is food氏撮影です。昨日のエントリでも「メイン会場」とあるところは「ロボット会場」と読み替えてくださいな。この右手にある建物がメイン会場でした。
次に行くとき(あるのか?)は気をつけねば。

気を取り直して、これがメイン会場の内部。ここは「Craft」寄り?なんとなく女性の姿が多いような感じがするのは、手芸などのハンドクラフトが中心だからかな。「オトナの道楽展」の隣でやってた「日本ホビーショー」が女性でいっぱいだったのと近い感覚?

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上の写真に写っている丸くて白い物が、下の写真の左上にある「Make:」のバルーン。そうそう、このバルーンを見た覚えがなかったんだよね。公式サイトの準備中写真を見て、これはどこにあったんだろうと思っていたのです。とほほ。
ところでカイトフォト(凧からカメラぶら下げて空中写真を撮る)のコーナー。Make:日本語版でも創刊号で特集されてましたよね。

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次は「Giant SuperPlexus」。ようするに立体迷路ですが、似たような物をかつてタカラが「電脳迷路ゲームA~!(あー)」という商品名で出していましたよね。それの拡大版です。コンピュータで解析して作っているそうですが、素材がプラ板?
オリジナルのサイトを探してみました。

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丸く光るディスプレイ。
実際にはこんなリング状の物が回転しています。何が表示されていたのかは…

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これが話題の砂糖(分で駆動する燃料)電池だったかな?

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手作りの天体望遠鏡も。木材と金属のハイブリット?
展示台になっている下のでかい箱が、そのまま格納箱になるようです。
いかん、コメントが少ない...orz

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砂糖関連で…最近話題になった「低コストの自家製三次元加工装置」。
砂糖(グラニュー糖)を使って立体物を加工して作っています。
詳しくは「Evil Mad Scientist Laboratories」へ。真ん中の黒い箱が加工機で、上に乗っているのが加工された砂糖。左に写っている女の子がお皿に盛りつけてディスプレイしてました。
それにしてもこの「Evil Mad Scientist Laboratories」って、以前T&Wブログで紹介したシンプルモーターのネタもとだったんですよね。いろいろなことやっているなぁ。
(勘違いして「テレポートする猫」のサイトとここをごっちゃにしてました。あちらは「嘘をホントらしく見せて、なんでも信じちゃいけないよと啓蒙」するところ、「Evil」は真面目に科学工作を楽しんでいるところでした。訂正)

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とまぁ、主だったところはこんな感じ。他にも個人参加でなくて企業が最新の加工装置を持ってきていたり、近所の博物館が出張してきたりと豪勢なもんです。
下はゴールデンゲートブリッジの近くにある「エクスプロラトリウム(エクスプロラトリアム?)」からの出展。体験型科学博物館で、その展示物のほとんどが手作りといった所なので、「Maker Faire」にはピッタリかも。

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もう一件は「コンピュータヒストリーミュージアム」
考えてみれば初期のコンピュータはみんな手作りだったんですよね。
ちなみに会場から「コンピュータヒストリーミュージアム」までは車で30分ほど。Googleの本社やアップルもすぐ近くにあるのです。

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さて、次回はメイン会場だと思いこんでいた「Robotics Pavilion」の様子を。
ロボットですよ、ロボット!でも2足歩行するものはほとんどいないのがミソかな。

Maker Faireレポート(その3)

レポート3回目は、メイン会場だと思いこんでウロウロしていた、ロボット関連を集めた「Robotics Pavilion」を中心にお届けします。

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今回入場した西側のゲートから一番近い入り口(裏口に当たるのかも)を入ると、最初に目に入ってくるのがガラス張りの小部屋。近くにはR2-D2もいたりして、なにやらロボットがらみのコーナーであることは分かるのですが、周りを取り囲むのはロボット相撲のマシンをもっと大げさにしたような機械たち。マップによるとここは「Combots Arena」。
近くに置いてあったチラシを見て分かりましたが、ここはロボットでデスマッチを行う「ROBO GAMES」のリングだったんですね!!!
ちょうどマシンの調整中にぶつかりまして、火を噴くロボットをわりと近くで見ることが出来ましたが、なんとも壮絶。かつてトミーのラジコンロボット「TXR」でバトルするのが一部で流行ったとき、ガストーチや瞬着鉄砲を装備するなどエスカレートしたあげく、あっという間に下火になった日本とは違いますね。
昼頃に行われた実際のバトルの模様はレポート1回目でもちょっと紹介していますが、YouTubeのリンクを直接こちらにも貼っておきましょうか。

いやはや、ギャラリーも大変な盛り上がりだったです。

さて、先に進むとまたもやなにかの競技会場のような物が…。

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「火星クレーター作戦」?
火星にローバーを送り込むことを想定して、クレーターを乗り越える能力を競うといったもんなんでしょうか?
会場に設置された急坂を登るのか降りるのか…。
見た時点ではまだなにもやってなかったので、詳細はネットで調べてみようかな。

以下、目に付いた物を写真で紹介していきます。

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蒸気エンジンでロボットを動かす?スチームパンクな造形でお馴染みの「Crabfu Steam Works」の展示物。右奥で説明しているのがご本人ですね。手前のR2-D2は最新作。タイミングが合えば動いているところが見れたかも!

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絵を描くロボット掃除機「ルンバ」。箒の替わりにサインペンを持って枠の中を行ったり来たり。「ルンバ」は日本で買うと10万円くらいするんではないかと…。
他にもこんな感じで動き回るロボットが絵を描くといった展示が何点かありましたが、これもコンピュータアートの一部なのでしょうか??
無造作に組んだだけの木枠がなんとも言えませんw

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これも手作り…なんですよね。TV版「宇宙家族ロビンソン」に出てくるロボット「フライデー」です。「フライデー」ってのは日本だけの呼び名でしたっけ?
「不在中」の札がかかってましたが、10時35分にはデモが行われていたようですね。
左は個人製作のロケットベルトだそうです。フライデーと同じ作者なのかは聞きそびれました。ホント、なんでも作っちゃうんだなぁ。

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サングラスかけて怖そうにしてますが、なんとなくほのぼのとする「ボクサーロボット」。ごつい足回りが20世紀を彷彿とさせます。残念ながらパンチ力までは分かりませんでした。

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2日目には外でデモンストレーションもしていたらしい「キリンロボット」
ペカペカ光る顔を、子供たちがひっきりなしに触ってます。でかくて音が出て光って…移動はタイヤですが十分な迫力ですねぇ。

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すでにお気づきになった方もおられると思いますが、「Maker Faire」では同じホビー「ロボット」でも、2足歩行するものはほとんどいませんでした。
2足歩行に関しては日本が特別なのは聞いてはいましたが、ここまでだとは!
唯一「ROBONOVA-1」がデモしていましたが、これも韓国製ですし。
日本のメーカーが売り込みに来ていないのがちょっと残念。

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こちらはアート寄りの展示。
別室にこうしたオブジェがまとめてありました。写ってませんが、右手にC-3POやケルベロス(押井監督の「紅い眼鏡」)をベースにした物もあったりして。

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さらに反対側の別室では、モデルロケットがずらりと並んでいたり。だんだんどう紹介していいものやら分からなくなってきますねw
モデルロケットは日本だと場所や法律の問題もあってなかなか普及しないと聞いてますが、こうして見ると「自国のロケット」を持っているかどうかが、かなりモチベーションに影響するような気がします。

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さて、そろそろ出口に近付いてきました。これもロボット技術のひとつなんでしょうか。ハンググライダーのトレーナーです。プロジェクターから操縦に反応した風景が投影されて、臨場感を味わえると…。まだまだゲーム機に近い感覚のようでしたけど。

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今日の最後はこちら。空モノつながりでラジコン室内機です。パビリオン内をゆったりと飛び回っていました。「熱中生活フェスタ2007」でも紹介した室内飛行機のアメリカ版です。いるんですねぇ、世界共通なんですかねぇ。人々の頭の上をふんわりと飛ぶ様はうり二つ。まさか田中光一さんが参加しているのでは!と機体を追いかけましたが、キャッチしたのはこうした方でした。

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あはは、別人ですよね。

それでは次回は屋外の展示物をちらほらと。これが派手な物が多いんですよね~。


Maker Faireレポート(その4)

私が「Maker Faire」の会場にいたのは5月19日の午前中。その日の午後にはあのAppleの創始者の一人、スティーブ・ウォズニアック氏が講演に来ていたそうですね。

英語はたぶん聞き取れなかったろうけど、その場には居たかったなぁ。残念。

ところで、改めてスケジュール表を見ると、会場では1日中イベントが目白押し。「紙芝居:日本の路上カード劇場」なんてのもあったことに今更ながらに気付いたり・・・。

競技的なものでは前回紹介した「Robotic Combat」の他に、自作投石機のコンテストや電動工具によるドラッグレースもあったのだけれど、時間の関係で投石機はすれ違い。なんとか電動工具の「Power Tool Drag Races」は観戦できたので、今回はその模様を簡単に紹介しましょう。

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そもそも電動工具のドラッグレースってなに?ってなことになるんですが、ようするに電動工具を走るように改造して、それで短距離走しようというわけですな。
電動工具版ミニ四駆と考えても大きくは間違ってはいない…よねw
問題はどうしても有線になってしまうこと。そのためあまり長い距離は走れないわけですが、どのみち電動ノコを車輪替わりにして走るマシンが延々と走っていたら、それはそれで怖いモノがあるのでこのくらいがちょうど良いのかも。

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もちろんレースクイーン?もおります。

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ちゃんとTシャツも作ってあります。

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会場全景はこんな感じ。空中のバスケットからは実況中継がなされます。木で作られたレーンをマシンが疾走!するのです。

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スタート位置にセットされたマシンと、ゴール直後のマシン。
アンビリカルケーブルを引っ張ってますねw
ちなみにこの後でバラバラになりつつクラッシュバリアに突っ込んでおりましたが、ギャラリーは大受け。とてもじゃないが完全に止まるまで回収には行けないよね。
2台のレースでやる気満々の兄ちゃんが子供に負けたりして盛り上がる中、時間切れでその場を後にしたのでした。

さて、前回予告の屋外展示は写真を選び出したらキリがなくなったので、3回ぐらいに分けることになりそうです。予定ではその後で屋内の体験イベントを紹介して終わりにするつもりです。
もう少々おつきあいを…。

Maker Faireレポート(その5)

さて、それでは「Maker Faire」の屋外展示を駆け足で紹介していきましょう。
ところで通路やオープンスペースに所狭しと並んだブツには「大きい」「火を使う」「エンジン搭載」「汚れる(かもしれない)」といったといった特長があるようでした。雨が降ったら屋内展示になるとのことでしたが、やはりこれらの作品は太陽の下が似合いますね。

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最初は「ハウルの動く城」。
実際には「ジュール・ベルヌに影響を受けて作った、蒸気エンジン仕掛けの車輪付きビクトリア調家屋」でタイトルが「Neverwas Haul」。もっともハウルの動く城のハウルは「Howl」なので、関係ないと言えばそれまでですw
中にも入れたのですが、タイミングの関係で定員オーバーになっており断念。

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その隣で起動中だった蒸気エンジン3輪車。よく見なかったけど動く城と関係あるのか無いのやら。ひょっとしてこれで引っ張るのか???

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動く城の写真の右端にチラと見える、ローマ剣士風の人はロボットでした。これはその後ろ姿。二本足で歩いて戦車を引くのです。完全な2足歩行じゃありませんが、そのぶん、足の運びは滑らかでした。ここの場面は動画もあるのでそのうち…

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屋外ならではの炎の展示。別なところでも炎に包まれるオブジェがありましたし、アメリカでは「萌え」より「燃え」!?隣に置いてあった消防車(Make:スタッフの作品?)でもノズルから火を噴いてましたしねー。
炎が噴き出すと観客が盛り上がること!

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こちらは車のアート。これも車社会アメリカならではなんでしょうか。完全にオモチャにしてますね。よく見るとナンバーも取ってあるようなので、このまま自走して来たのかも。
さらによく見ると幌馬車自動車の「馬」はどうやら動きそうですね。さすがに格好だけで、この馬が車を引っ張るとは思えませんけどw

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同じく車をキャンバスに。「空気抵抗が増える」とか「洗車が大変」とかは考えてはいけません。

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屋外展示はまだまだ終わりません。
ちょっと一休み。ふと見ると、ダイエットコークをなにやらセットしている人の姿が…
私が帰った後で、ここではダイエットコーク&メントスの噴水ショーが行われていたとのこと。ベタベタになった芝生の掃除がどこまできちんと為されたのか気になるところです。

次回はお遊び系の展示を紹介いたしましょう。

Maker Faireレポート(その6)

屋外展示の続きです。まずはこんな写真から。

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サンフランシスコから580号線を東へ走ったときや、ロサンゼルスからパームスプリングスへ向かっているときに無数の風車(風力発電用)を見たんですが、ここまで来ると「ウインドファーム」って言葉が実感できますね~ホント。これでまだほんの一部なんですから。

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で、「Maker Faire」の会場にも手作り風車がいろいろ来ていました。縦型、横型、トイレの換気扇型…。風は弱かったものの軽やかに回っていて、実用性もありそう。無くても環境教育の教材にはもってこいかもね。

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環境と言えば、アメリカでハイブリット車の「プリウス」が売れてるそうで。街中を走っていてもよく見かけました。目にした数は日本より多かったかもしれません。もっとも必ずしも「環境を考えて」のことではなく、最近値上がりの激しいガソリン代を抑えるためだとのことでしたが。
写真はプリウスとは直接関係ありませんが、電動ということで同じくくりでw
電動自転車に電動バイク、右にちょっと写っている黄色いのは小型の電動カー。自転車に何個もぶら下げたでかいバッテリーが重そうです。これも日本だと公道を走るときはナンバーを取る必要が出てくるんでしょうね~。

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「Maker Faire2007」の紹介でたいてい見かける巨大オブジェ。動きますが、鼻の穴に指を入れてグリグリするだけという意味の無さ!
しかもその動力は手前のハムスターの輪を人間が回している!というお茶目さがなんとも言えません。鼻クソをほじりたくて何人も並んでるんですよw

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この一角にはこうした遊具が並んでたんですが、全て「動力は人間」のものばかり。自転車メリーゴーランドや2段式のブランコなど、動画で見ないとその楽しさは分からないよね~。ここも時間が無くてパスしなくてはならなかったのが非常に残念。

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そして今回の最後は手作り自転車!
木製フレームの奇妙な自転車がいっぱい置いてあって、自由に乗って体験できたのです。他にもこんな捻られた自転車もあったりして…。
「Make:」のブログにはよく改造自転車ネタが投稿されているんだけど、これもその一部なんだろうなぁ。
会場へも後ろ半分がスイングする二人乗り自転車でやってきた親子もいたし、自転車ネタってけっこう人気なのかも。

まだまだ続きます。

Maker Faireレポート(その7)

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一見すると走るのか分からないドラッグレーサー。
エンジンはどこ?

これもウイングにURLが書いてありますなぁ。燃える男の心意気はどれくらいのスピードを叩き出すのでしょーか!?
ちなみにこれが置いてあったのは「燃えるオブジェ」と「火を噴く消防車」の真ん中でありました。

といったところで、屋外展示の最後はエンジン系をちらほら。

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カスタムバイクです、エンジンはBMWです。燃料はB99 バイオディーゼル…。
なんとディーゼルエンジン搭載のバイクなのでした。
もらってきたチラシによると4サイクル、インタークーラーターボ付きのディーゼルエンジンで排気量は1995cc。2000回転で340馬力だとか(レッドゾーンは4500回転)。
19人のチームにドライバー1名含めて計20人。「世界一速い芸術組織」を謳ってますね~。ちなみに重量は499キログラム。

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こちらはエンジンサークル。おじさん達がガソリンエンジンからスターリングエンジンまで並べて可動展示してました。右の写真は動いているスターリングエンジン。

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エンジンだけの趣味ってのも面白いなー、と思って見ていたらこんなものも発見。サークルのきれいな会報…じゃなくて専門誌らしいです。別会場の販売コーナーにも置いてあったので、けっこうメジャーな存在なんですね>エンジン趣味。
話のタネに買ってくれば良かったかなw

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エンジンつながりで1枚。
こうした古いトラックが好きな御仁が知り合いにいるのでパチリ。
煤け具合がたまりませんな~。
無可動の展示品じゃなくて、今でもちゃんと走れるところが素晴らしい!

実はこの後で大戦機(ゼロ戦も!)を整備して飛ばしている博物館にも立ち寄ったのですが、数十年前の機械類を稼働状態で維持できる余裕が羨ましいです。

さて、このレポートも次回で最後です。
再び屋内に戻ります。

Maker Faireレポート(その8)

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さて、再び屋内です。
「Maker Faire」の会場はメイン会場やロボット会場のほか、屋外やいくつかの建物に分かれておりまして、それぞれで多様な展示・催しが行われていました。すでに記憶が曖昧で、写真と地図が正確にマッチしなくなっているものから、落ち穂拾い的に何点か紹介します。
まずは有名な(?)裏庭モノレールから。
人が乗れるモノレールも見たことがありますが、こちらはペット専用。バッテリー駆動で行ったり来たりします。メカ類は先頭車にあって、前後進の切り替えもこの車内のスイッチで行います。写ってませんがこの左手に優しそうな製作者の方が座っていて、カメラを向けるといろいろ操作してくれました。あぁ、楽しそう!

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この地方のレゴ・ユーザーズグループの展示。ネットでもレゴネタはよく見ますし、レゴの世界の広がりは本当に凄いです。ここも鉄道模型のジオラマ展示と変わりません。車体が大きいので迫力ありますよね~。マインドストームもどっかにあったはずですが、写真無し…

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天井からぶら下げられていたドラゴンとイルカ(?)。
これは体験教室も行われていて、このオブジェの下では張りぼての骨組みが着々と組み上げられておりました。
体験教室はこんな感じで他でもいろいろ行われていたのです。

アート系ばかりでなく、手芸系や電子工作系などいろいろ…

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たとえばこんな「バラしましょう体験」。
写真中央ではビデオデッキを分解中。やっぱりエンジニアの出発点は分解からですよ。うん。

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さて、いよいよ紹介できる最後のネタです。
会場の外れにあったマイクロソフトの冠が付いた会場。ここはいったい??

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中はコンピュータや電子機器ハック等々の電脳ゾーンでありました。
光に寄ってくるミニロボットやバッタロボット(工作ですよ)、ライントレーサーのデモ、右の写真はよく分からないかも知れませんが男の子が手にしているのはなんとWiiのリモコン!これで、ラジコンカーを操作しているのです。
ニュースでは「DIYの祭典」などとタイトルされていることが多いようですが、こうしたハイテク系もちゃんと(扱いは小さいにしろ)参加しているところが良いですね。
実は私はここはざっと見ただけだったのですが、同行のBeer is Food氏はしっかりチェックしていたのは流石です。氏によると他にも注目技術がたくさんあったそうですが、これ以上写真もないので今回はこのへんで…。

「Maker Faire2007」が終わって早くも3週間。長かったこのレポートもこれで最終回です。
現地には2時間しか居なかったと最初にお断りしましたが、とてもフェアの全容をお伝えできたとは思っていません。オフィシャルサイトの記録や様々なブログ、配信されたニュースを合わせても、まだまだおぼろげにしかあの会場の雰囲気を追体験できないのではないでしょうか。この次はぜひ、あなたの五感で味わって下さい!
なに、来年まで待たなくても2007年10月20日と21日に、テキサス州のオースティン(Travis County Fairgrounds)で「Maker Faire」が開かれるのですよw

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私の手のアップで恐縮ですが、甲に押された「Make:」のスタンプは一時退出の証し。

と、ここまで書いてまだネタがあることを思い出しました。
次はホントの最終回。「オマケ編」ですw

Maker Faireレポート(その9)

ホントのレポート最終回。オマケ編です。

デジカメで撮影したムービーを1本にまとめてみました。
途中、縦位置で撮影したカットもありますが、画像を回転できなかったのでそのままですw
おそらく電磁石を高速でON,OFFさせて、浮かべた永久磁石の上下運動を蝶のハバタキのように見せている…が縦位置です。首を左に傾けてご覧下さい。

また、配信されている動画では、以下のサイトがよく雰囲気を表していると思います。
Rocketboom is a three minute daily videoblog based in New York City.

以下は売店で購入したモノ。

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定番のTシャツ。他にもトレーナーとかジャンパーとか帽子がありましたが、とりあえずTシャツだけ。

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SOLARROBOTICSのミニソーラーロボットキット。太陽電池で発電した電気をコンデンサーに溜めて、「時々」動くはず。要ハンダ付け。

Miyage_2 Miyage_5

「Make:」の本誌連動電子工作キット。1列のLEDがプログラム通りに点滅して、本体を振ると空中に文字が浮かび上がるというもの。
本誌連動なので中には説明書は無し。でも日本語版ではまだ未対応w
替わりに詳しいサイトがあるので、そちらを参照とのことでした。
いちお、そこのURL

Miyage_3 Miyage_4

左は持ち帰り寿司の容器(?)の中に毛糸玉。財布を作るキットってことになってますが、これはパッケージが面白いんで買ってみました。毛糸で寿司ネタを作るわけではないですw

右は小さな6本足ロボットのオモチャ。この大きさ(全長6センチ)でいろいろなセンサーを乗せていて、障害物をよけたり、音に反応したりと生きているように動き回ります。
サイトはこちら

1個10ドルだったせいか飛ぶように売れていて、朝見かけたときに「帰りがけに買おう」と思っていたら、2時間後に3個しか残ってなくて危うく買い逃すところでした。
ワンダーボーグをトイにするとこんな感じかもね。

といったところでお土産は終わり。
「Make:」グッズは日本からでも通販(ネットショップの「Maker Store」)で買えるようです。まだ試していないので「たぶん」ですけどw

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さて、ホントの最後はレンタカーに付いてたカーナビの写真。
地図は簡単だし、音声で「1.1マイル先を右折」などと指示してくれるだけなんだけど、これが無かったらどこにも行けませんでした。感謝。
一度住所のないところへ行こうとして、カーナビ無しで走ったらしっかり道を間違えましたから。

では、これにて本件は一巻の終わり。
お楽しみ頂けましたでしょうか。

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以上です。
それにしてもあれから3年。日本でその後始まったMake:TokyoMeeting(MTM)がすでに5回も開かれているなんて…感涙です。広がれMake:の輪~(^^)

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