1/500ヤマト

2012.06.25

ラジコン潜水艦ヤマト その4

ラジコンYAMATO進水しました!

動画を見るとかなり快調に走っておりますね~。初めて水に入れていきなりこの走り!素晴らしい!

・・・もちろん編集マジックですよ。皆さん(^^; 良いところだけつまんでますからね!

最初に浮かべたときは浮力が強すぎ、しかも前上がりになっていたのでここから浮力材を取り、あそこにオモリを足してと小一時間調整を繰り返しました。

ダイナミカルダイブ方式のラジコン潜水艦で標準の浮力。つまり甲板にひたひたに水がかぶるくらいまで追い込んでいきます。

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こんな感じですかね。

昨年になりますが、完成したばかりの波動エンジンだけで走らせたことがあり、その時に使った浮力材+αを船体内に取り付けてあったので、基本的に調整は浮力材を外していくだけで出来るんですね。足したオモリは前後バランスの調整に使いました。これではほぼ水平になっています。

走らせてみると浮上状態では舵がほとんど効きません。ところがいったん潜航すると上下左右とも自由に小回りが効くのが不思議でした。3次元ノズルの特性なのか、艦橋の造波抵抗なのか??不明です。

またこうした3次元ノズルの場合、パワーをかけ続けないと曲がれないことを理解していないと操縦が難しいですね。動力を切ったらいくらプロポのスティックを左右に倒しても反応しません。舵のある船だと、惰性で進んでいるときも少しは曲がれますから。

この辺は先駆者であるYDDさんも同じようなことを仰っておりました。

そのYDDさんのヤマトとツーショット。

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YDDヤマトの詳細はこちらへ。

ようやく走り始めた1/500ヤマト。
次回はYDDさんと編隊飛行するつもりで整備しています。

もっと増えると面白いんだけどな~。

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2012.06.10

ラジコン潜水艦ヤマト その3

船体の加工

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基本的に外観は手を入れていません。細部の補強と開口がメイン。
スナップキットのため、内部には各部の接続用パーツがあるのでこれは全部削除。船体が形になるように接着してから、アクリルパイプなどのメカ類が収まるようにリブを削りました。

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上下分割で、艦尾で引っかけ艦首部分でネジ1本で固定できるように加工しています。

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空気抜きの穴は波動砲口や補助エンジンはもちろん、第1艦橋、煙突にも開けています。さらに吸水用に第3艦橋付け根部分の膨らみの内側を切り抜きました(第3艦橋自体は樹脂で埋めて浮力が付かないようにしています)。艦橋は窓が素通し。艦長室も屋根に大穴です(^^;

※ちなみに船体加工はこれだけで、LEDなどを使った電飾はしていません。当初は砲塔の回転などの夢も語りましたが、そちらもオミット!ここをすっぱり諦めなかったら、未だに完成していなかったでしょう。。。光って回れば人に見せたときの訴求効果は大きいですけどね~。根性が続きませんわ。

最後に船体内側の隙間に浮力材を詰め込み、傷隠しに軽く塗装して後は進水を待つばかり。持ち運び用に格納箱も作りました。

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<おまけ>
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艦橋のないヤマト。これはこれでカッコイイかもね(^o^)

・・・進水編に続く

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2012.06.07

ラジコン潜水艦ヤマト その2

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では、ここから工作に関する解説。

基本構造は石油ポンプを流用した水流ジェットを動力とし、40ミリ径のアクリルパイプを防水ケースにしてバッテリーなどラジコンメカを内蔵する形式。ジェットノズルを上下左右に動くようにしてあるので、中身だけ取り出しても単独で動作するようになっています。
これをプラモの船体に搭載します。

石油ポンプはモーターを鈴商の9ボルト対応モーターに交換。(石油ポンプの加工に関してはここを見てね)
ペットボトルキャップで蓋をし、通したアルミパイプの先に透明ノズル(キットの先端を切ってそのまま使用)を配置。自由に首を振れるようにしていますが、ヤマトのノズル内に収まるように小さく作るのは大変でした。ここでは穴あきアルミ板をコの字に折り曲げて支持台を作っています。上下動は2点、左右動は1点支持になります。

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アクリルパイプとはプラ棒で連結して一体化させました。写真では良く見えませんが、上部のプラ棒の他に灯油ポンプ下部に2ミリプラ板で作った台座があり、キャップに接着した連結用の板とネジ止めしてあります。(台座はT字型に組んであり、「その3」で船体後部に見える白い溝にはまるようになっています)
電池交換やメンテナンスは船体とは独立して行います。電池交換時にリンクを触らなくて良いのはメリットかな。

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アクリルパイプの両端の防水は前後で異なっておりまして、前は電池交換等で頻繁に取り外すため、水道用パッキンを防水リングとしてプラ板で固定し、はめ込むだけになっています。
電源スイッチとモーターへのケーブルが蓋に貫通しています。走らせるときは電源を入れてから船体上下をネジ止めすることになりますな(ちょっと間抜け)。

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後ろ側はゴムリングをアクリル円盤で挟み、ネジ4本で固定しました。こちらは重大なメンテの時だけ解放するつもりですが、内部メカは台座になっているプラ板を引っ張ると、全部組み立てた状態で引き出すことが出来ます。

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ところでバッテリーにはタミヤのタムテックギヤ用ニッケル水素電池を予定していましたが、これがいざ探すとどこにも売っていない。すでに生産終了で市場在庫のみなんでしょうな。近所の大きな模型屋でもタムギヤパーツは消えつつありますし。
ようやく通販サイトで見つけて2本購入しましたが、将来的には頭が痛いところです。

え?バラセルを買って自作しろと? それは“工作”の範疇を越えるので却下!

・・・つづく

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2012.06.03

ラジコン潜水艦ヤマト その1

バンダイプラモデル「1/500宇宙戦艦ヤマト」を
ラジコン潜水艦に改造

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長かった・・・

2010年の12月にバンダイから発売された「1/500宇宙戦艦ヤマト」。アマゾンで予約して発売直後に入手したにもかかわらず、とりあえずの完成まで1年半もかかってしまいました...orz 「とりあえず」ってのは、これからまだ手を入れる余地が多々あるからでして。

少なくとも長いこと作業台の上に載っていた巨大なアマゾンの箱は片付けることができました。

ブログでは一切触れてこなかったこのヤマトについて、まとめを書いておきたいと思います。しばしお付き合いを。

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アマゾンの履歴見ると注文したのは2010年の10月、発送が12月5日。お値段は当初4890円だったのが値下げして4536円でした。そうそう、5000円切る価格だったのが購入のポイントだったんだよね。1/350ヤマトのように4万円は出せないけど、これなら!って感じ。

AMMでもほぼ同時に何隻か購入されてるはず。今のところYDDさんがフルオペレーション状態(電飾、波動砲、砲塔回転ギミックあり)で完成しているのみですが、そのうち増えるかもよ。

私はというと、入手直後に「ストロー・ヤンセン」の再製作を始めたらヤンセンメカに気分が行ってしまい、しばらくは手つかず状態。そちらが一段落した頃にはYDDさんのヤマトは早くも進水しておりました(^^;

ツイッターやメーリングリストで進捗状況を振り返ると、、、

2010年
12月 6日:弾着!
12月12日:ミーティングにキット状態のものを持ち込み。
12月20日:さて映画も観たし、改めてプラモの箱を開けますか。

2011年
1月 7日:船体パーツにニッパを入れ、船台のみ組み立て。
2月12日:すでに船体は船首を切られたうえ穴だらけ・・・。
4月 6日:全然カタチになってません。
4月29日:タムギヤ用MHバッテリー注文
7月 3日:1/500ヤマト再開しないとなー。
7月11日:ヤマトはまだ発進できないでいます。波動エンジン製作中…。
7月20日:削る削るよヤマトを削る~。ようやく40φのアクリパイプが入る。
8月26日:3Dノズル製作中。
9月 6日:タムギヤパーツが品切れ。コネクタは手持ちパーツから流用。
9月 8日:WTC用エンドキャップ製作
9月10日:防水スイッチ製作。
10月 4日:ヤマト発進します(^^)/…と予告
10月10日:噴射口リンケージ
10月11日:波動エンジンテスト終了
10月16日:波動エンジンのみ走行
11月24日:年内完成、1月進水予定(夢を語っています…)

2012年
3月12日:艤装工事で止まっている1/500ヤマトを仕上げないと!
4月20日:艦橋だけでパーツがいくつあるんだ!
4月29日:全部のパーツ組終了
5月29日:傷だらけになったのでボロ隠しに塗装

6月17日に1/500ヤマト進水予定です(ようやく)

ちょっと手を入れては数ヶ月中断、を繰り返してますなw
良くまぁモチべーションが保ったなぁ。箱にぎっしり詰まったプラモのランナーを見ると目眩がするほどだったのに。
とにかく分割が細かくてパーツが多すぎるんですよ。プラモなんてモナカで良いんだモナカで!

・・・つづく

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